今この瞬間と『ちょっと先の未来』を楽しみ、喜び、大切にしたい

稼ぐことを重要視するのは危険だけど、稼ぐことを志向して英語・英会話を教え始めたら、むしろお金以外の価値もたくさん手に入ったっていう話。
瀬戸マサキ 2024.04.10
読者限定
ALT: 茶色いデスクの上にスタンドに載った MacBook Air。手前に外付けキーボードと、フサフサのついたマイク。奥にもう1つディスプレイが見える。MacBook Air の裏側にはケーブルがたくさん。

ALT: 茶色いデスクの上にスタンドに載った MacBook Air。手前に外付けキーボードと、フサフサのついたマイク。奥にもう1つディスプレイが見える。MacBook Air の裏側にはケーブルがたくさん。

最近はよく「稼ぐ」ということについて考えている。一方ではその具体的な方法とかコツとかの実用面について、そしてまた一方ではその限界性や危険性について。

昨年2023年は日常がガラリと変わり、それだけが理由ではないにせよ——そりゃまあ、年齢的に将来の蓄えなんかも考え始める年頃ではありますし——これまでの「何とかなるよ、生きていけるさ」という楽観主義に綻びを感じ始めた年でもあった。

駅からの距離とか、部屋の間取りとか、あるいは食生活の質だとかの、一人暮らしであれば気にならないような部分が気になり始めた。今よりも快適な暮らしを想像したり、実現を志向するようになった。

これまでの私が持ち合わせていた「現状に満足するスキル」は正直なくなったとは言えず、今でも実を言えば現状に大変満足してはいる。ただ、今より「もうちょっと」快適な暮らしになれたらいいな、という、「ちょっと未来の自分を含めた自己肯定感高めパーソン」になってきている気がするのだ。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、3656文字あります。

すでに登録された方はこちら

読者限定
空腹でもないのに
読者限定
「想像する」力/意志
サポートメンバー限定
どうやらADHDのようなので、うまく生きていく方法を考えました
読者限定
名もなき社会運動の現場
読者限定
ノーモア
読者限定
緑色の会話
読者限定
社会運動家や評論家は第一希望を必ず言え、と思う
誰でも
聴者の私が手話を学び始めて知ったこと